漏水修理

水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?場所は3ヶ所!

蛇口、いろいろな種類があり呼び方もいろいろ。

ひねって水、またはお湯の出る部分の名称は、水用は「水栓」、または「カラン」、全体的には「バルブ」と言います。

本日はごくごく昔からある一般的なサイズ(1/2)の「自在水栓」(吐水パイプが20cm程度と長く、横方向に回転するのが特徴で、横向きにするとパイプがじゃまにならないので、大きいものを洗うシンクなどに向いてる)、蛇口のパッキン交換をする方法についてお話をしたいと思います。

よく外水道や洗濯機などに使われているケースが多い蛇口です。

長く使っていいるとたいだい3ヶ所のどこかで水漏れが発生してきます。(プラス1:蛇口接続部のネジ山からも漏水あり)

少量ながらも水漏れはよくありませんね。

屋外ならまだしも、部屋の中での水漏れは早々に直さなければ家自体を傷めてしまいます。

少量の水漏れだから…、と安易に考えないようにしたいものです。

それでは、今回は水道蛇口のパンキン交換をする方法はどのように?場所は3ヶ所!を紹介していきます。

 

水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?コツは?

水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?

蛇口、水栓はいろいろなメーカーが多種多様に商品を出しているので細かなことを言えばいろいろと対応も違いますが、基本的なメンテナンス(パッキン交換など)は一緒です。

水漏れが発生したらもちろんですが、メンテナンスの意味でパッキン交換は数年に一度交換をお勧め致します。

もちろん、理想はご自分で作業をすることをお勧めしたいところですが、ちょっと自信がない方は地元の信頼できる業者さんを探しておくことをお勧めいたします。

急に家族が熱をだした!って時にすぐに相談できるお医者さん作っておくのと同じことです。

用意するもの交換部品と工具

基本的には、蛇口メーカーの部品を使うのが一番無難です。

スピンドルなどはメーカーによってネジ山が違うため、入りません。

もちろん、共通の部品もあります。

自在水栓(1/2)の場合は、まず交換部品

:吐水口からの水漏れ(A)の主な原因はキスコマ(ケレップ)(13ミリ用)TOTO THY222SR

:カバーナット(B)の主な原因はキャップナットTOTO THYK50

:寒冷地仕様の場合キスコマとスピンドルが一体になっているためスピンドル一体型を交換する。

パイプ稼働部からの漏水(パイプ径16ミリ用)はUパンキンTOTO THY91246

:もし、蛇口ごと交換の場合は蛇口本体とシールテープ、可能であればプラス水ヘルメを用意したい。

交換部品を用意する際、分からないことはホームセンターや水道専門店などで教えてもらうことをお勧め致します!

金額は大したことはないが、不要なものを購入しても意味がない。

工具はプライヤーレンチ、モンキーレンチ、ラジオペンチ(ピンセットでも可)

 

パッキン交換をする際の注意点とコツ!

一番最初の作業は、水道メーターの隣にある「元栓」を止めることです。

そしてどこの蛇口でもよいので、水道圧力を逃がしておくことです。

図A:吐水口よりポタポタが止まらない。

ハンドルを締めた際、パイプに残っている水が一時流れる症状があるが、それは、一時の事。

いつもでもポタポタはキスコマ(ケレップ)を交換しましょう。

①プライヤーでハンドルビスを緩めハンドルを外す。(スピンドルからハンドルが取れることを確認する)

キャップナットを完全にゆるめ、ふたたびハンドルを合わせ、ゆっくり開くの状態に回す。

スピンドルについてきたら外す。

本体に残っていたらラジオペンチで取り除き、新しいキスコマを入れる。

図B:蛇口を回すといつもスピンドルのところから水が漏る!

これは、三角パッキン、キャップなっとを交換しましょう!

ハンドルビルを緩めカバーナットを完全に緩め、ハンドルを回しスピンドルごと一度外してしまいます。

新しくキャップナットのセットを交換し、もとに戻す。その際に重要なコツがあります。

それは、締め過ぎない事です!

必要以上に締めすぎてはいけません。

手で絞めモンキーレンチで3~4回程度締め込み、ハンドル本体を回してみましょう!

動きが重く感じられなければokです。

もちろん、水漏れもないことを確認する。

図C:リングをはずし、パイプを抜き取ります。

交換する新しい部品か確認してもらえればわかりますが、ここには二つの部品があります。取り除く際にどの様に入っているかを確認しながら取り外すこと!Uパンキンには向きがあります。

 

蛇口本体を交換する

蛇口本体と壁の間から水が漏っているような場合は蛇口本体を反時計回りに回せば取れます。

しかしながら、この作業にはリスクがあります。

簡単に蛇口が回って取れれば問題はないけど、蛇口及び、配管設備が古い場合りすくがあります。

:回す際、蛇口本体がポロっと折れる(腐食の為)

:蛇口が硬くてまわらない

:蛇口は回ったが蛇口のネジ山が配管内に残ってしまった。

:蛇口は回ったがザルボ(持ち出し)が一緒に取れてしまった。

:配管が壁の中でネジ山が折れた…など、いろいろリスクが伴います。

蛇口本体の交換は設備があたらしいのであれば良いとして、古い設備での交換は業者に頼んだ方が良いと思います。

 

蛇口のポタポタをそのままにしたらどうなるの?

水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?

たしかに、蛇口からポタポタしたからって、大騒ぎをする必要は全くありません。

差し当たって、直接命に係わるわけでもないし、水道代がいきなり数千万円になるとも考えずらいですね。

しかし、漏水を侮ってはいけません。

ポタポタですが、昼も夜もあなたがお休みになっている間でも少量づつ休むことなく水は流れ続けているのです。

市町村によって違うかもしれませんが、設備が原因の漏水は減免の対象ではありません。

水道検針の人から2か月に一度、漏水案内の紙をポストに入れられ、漏水の状況によっては「早く業者に言って直してください!」とうるさいことを言われ、あげくの果てに自分では使ってもいない水道代を支払わなければなりません。

 

水道代は増え続けること間違いなし!

水が少量ながらもポタポタってことは、主にパッキン関係の劣化が考えられます。

症状が悪くなっても良くなることは考えにくいですね。

なるべく早めに直しましょう。

自分での修理は「一寸」って人は業者さんに依頼です。

でも、どこの業者さんがいいか分からない人は取り敢えず市町村役場へ電話しましょう。

それなりの業者さんを教えてくれるはずです。

「市町村役場で教えてもらって電話をしたんですが・・・」と言えば、業者もそれなりに対応するはずです。

もしも、マンションやアパートで漏水が分かっているにも関わらず放置して、それが原因で水のトラブルが起きた際、「水道代が高い!」だけでは済まなくなります。

 

最後は水が止まらなくなるケースもある

キスコマやスピンドルのネジ山が駄目になると、本当に水が止まらなくケースは実際にあります。

そうなる前に、早めの対応。

市町村役場の紹介業者なら少々金額が高くても変なことはしないはず!?多分!。

だって、紹介してもらって変なお仕事をしていたら仕事が無くなってしまいます!

自分で修理が心配な方は業者依頼ですね。

それに、蛇口の部品交換などでは、はっきり言って部品より交換技術費(人件費)の方がかなり割高のはずです。

そのため、予算が許すのであれば修理よりも新しい蛇口に交換してもらった方がかなり安心。

もし、新しい蛇口に交換してもらったのならば、長く使い続けるコツがあります。

それは、特に蛇口の締め方(ハンドルの回し方)です。

おそらく、修理の依頼をする時期ってことはそれなりに使い込んでいる証拠。

新しい蛇口のハンドルを回すとわかりますが、軽い力ですぐに水が止まります。

いつもの習慣でハンドルを固くなる(最後まで)まで回さないことです!

水が止まったところ、出なくなったところでやめることです!

そうすればキスコマは傷みません。

 

水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?:まとめ

水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?

水道蛇口のパッキン交換をする方法はそれほど難しいものではありません。

でも、やはりあまりやったことがないと不安ですね。

かといってそのまま放置もできません。

水気があるってことはカビの原因でもありますし、水道代も上がってきます。

場合によってはキスコマやスピンドルのネジ山が壊れて本当に止まらなくなるケースも実際にあります。

そうなると一大事です。

元栓で水道を止めて、水道屋さんがすぐに来てくれればよいのですが、水道屋さんも忙しいとすぐには来てくれません。

早めの対応を心がけましょう。

それでは、以上水道蛇口のパッキン交換をする方法はどのように?場所は3ヶ所!をお届けしました。